2011年02月23日

接着剤

接着剤の選びかたって難しい。
家具の場合、にかわや酢ビ(一般的な木工用ボンド)、ゴムのり、水ビなどなどあげだしたらきりがない。
どれがよいのかというと、全部正解なんだ。
考え方一つで変わってしまう。


僕らは修理もする。
その時、特に椅子を修理する時に思うのは、接着強度のことである。
良くも悪くも、日々進化し、強度が上がった。
その分、木に負担がかかるようになった。

その昔に膠(にかわ)で作っていた頃のものは、木に負担がかかり折れることはない。
しかし、遠くない未来に必ずといって接合部分が緩む。
最近の主流の水ビ(イソシアネート系の略称)の場合、
強度が強いので、接合部分が緩む前に木部が折れる。



diary20110223_1
今、修理している椅子の脚。
貫が折れています。

diary20110223_2
左)折れた貫
右)作り変えた貫(塗装前)



普段は水ビを使っているのだが、こういうときに直面したときは、
自分の常識を疑ってみるようにしている。
だから、いつも悩み、いつも思うのは、自分が大事にすることによって変わるんだろうなということ。
そして、弱点であるとこをどのようにして、カバー出来るように工夫するかなのであろう。
設計のときからも、製作のときも。
それが知識であり、技術でもあると思う。




posted by hunsabasara furniture at 00:00| 工房より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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